このコンテンツでは、テーマの更新を待たずに簡単に既知のバグを直せる【Fusion Patcher(修正プログラム)】の使い方を解説しています。
Avadaの良い点の1つは、リリースから既に5年が経っていますが、現在でも頻繁に更新が行われていることです。更新には2種類あり、1つは新機能やインターフェース周りの改善などの大型アップデート、もう1つはWordPressやプラグインの更新に伴うバグフィックスなどです。Fusion Patcherでは、後者のバグフィックスをテーマの更新を待たずに修正することができます。
トークン生成と登録のやり方が終わったら、【Fusion Patcher(修正プログラム)】を確認しましょう。
今回は、WordPressを4.8に更新したところ、Fusion Builderの管理画面のカラムが崩れてしまったので、その修正の流れを例に見ていきます。
各項目の説明
パッチを適用するには、WordPress左メニューのAvadaの中の【Fusion Patcher(自動更新プログラム)】をクリックします。V4では管理画面の中にありましたが、V5からはテーマオプションと同様に独立したものになりました。パッチがある場合は、数字が表示されます。
以下は、【Fusion Patcher(自動更新プログラム)】画面内の説明です。
PATCH#(パッチナンバー)
パッチナンバーと配信された日付。
Product(製品)
パッチが当たる製品名。
今回はプラグインのFusion Builderが対象なので、『Fusion Builder』になっています。
Description(修正内容)
修正内容の説明。
今回は、『Fixes Fusion Builder welcome screen columns layout on WordPress 4.8.(WordPressバージョン4.8でFusion Builder管理画面のカラムレイアウトの崩れの修正)』となっています。
Status(ステータス)
パッチが適用されるとチェックマークが付きます。
手動でパッチを適用
今まではFusion Patcherを使用した自動更新の解説をしてきましたが、以下の手順で手動でパッチを適用することもできます。
- Avada Statusから該当の修正プログラムを探します。
- Download the manual patchをクリック
- ダウンロードされたzipファイルを解凍(zip名はパッチナンバーです)
- 解凍フォルダー内のphpなどのファイルのみをサーバーにアップロードし上書き
サーバーの環境にもよりますがパーミッション(制限)があるので、必ずファイルのみ上書きをするようにしましょう。また、上記の方法でパッチを適用する場合もFusion Patcherと同様に、日付の古いものから順に適用してください。
以上がAvadaのFusion Patcherの使い方となります。
Avadaを使用していて何か不具合があった場合、まずはFusion Patcherの更新がないか確認してみましょう。
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