Avadaの製品登録が完了したら、サイトを作成したり記事を作成する前にシステムステータスを変更しましょう。システムステータスを変更することで快適にAvadaを使用することができるようになります。
システムステータスは、Avada管理画面(Welcome to Avada!)のタブから見ることができ、以下の4つの情報を見ることができます。
- Avadaのバージョン
- WordPress環境
- Server環境
- 使用しているプラグイン
このコンテンツでは、【3.Server環境】の【PHP Time Limit】の変更について解説しています。
また、Server環境はもう1つ設定の確認をする必要があります。
【PHP Max Input Varsの設定方法】も合わせてご覧ください。
設定方法
PHP Time Limitの値を変更するには、以下のいずれかのファイルを変更します。
- PHP.ini ファイル
- WP-config.php ファイル
- .htaccess ファイル
Avada公式の解説ページPHP Time Limitでは2と3の方法が推奨されていますが、Xserverを利用している場合は1が最も簡単で安全です。いずれにしても、どれも重要なファイルですので取り扱いには注意しましょう。
1.PHP.iniファイルで設定する方法
php.iniファイルに次のコードを記述します。
私のようにXserverを使用している場合は、以下の手順のいずれかの方法で変更することができます。『サーバーパネル』>『php.ini設定』>『php.ini設定変更』 または 『php.ini直接編集』
1-1 【php.ini設定変更】パネルからは、【max_execution_time】の項目に300を記入して保存します。
1-2 【php.ini直接編集】パネルからは、画像を参照に上記コードを該当箇所に記述します。
Xserverでは、ドメイン直下の【xserver_php】というフォルダー内にphp.iniファイルがあります。
2.WP-config.phpファイルで設定する方法
WP-config.phpファイル内の『編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。』の上に、次のコードを記述します。
WP-config.phpファイルはWordPressインストールフォルダー内にあります。
3. .htaccessファイルで設定する方法
.htaccessファイルの『# END WordPress』の下に、次のコードを記述します。
.htaccessファイルもWP-config.phpファイル同様に、WordPressインストールフォルダー内にあります。