Avadaの製品登録が完了したら、サイトを作成したり記事を作成する前にシステムステータスを変更しましょう。システムステータスを変更することで快適にAvadaを使用することができるようになります。
システムステータスは、Avada管理画面(Welcome to Avada!)のタブから見ることができ、以下の4つの情報を見ることができます。
- Avadaのバージョン
- WordPress環境
- Server環境
- 使用しているプラグイン
このコンテンツでは、【2.WordPress環境】の【PHP Memory Limit】の変更について解説しています。
※以前はWP Memory Limitでしたが、現在はPHP Memory Limitに変更となったようです。
PHP(WP) Memory Limitとは?
PHP Memory Limitは、PHPのリファレンスで次のように説明しています。
スクリプトが確保できる最大メモリをバイト数で指定します。この命令は、 正しく書かれていないスクリプトがサーバーのメモリを食いつぶすことを防止するのに役立ちます。 もし、使用可能メモリに制限を設けたくない場合は、 ここに -1 を指定してください。
1度にサイトが使用できるメモリの最大値となります。
これを超えてしまうと致命的エラーになります。
以前は画像のようにWP Memory Limitとなっていましたが、現在はPHP Memory Limitに名称が変わっています。また、Xserverでは256M(Avada推奨値)が現在のデフォルト値となっており、それ以下にすることはできませんでした。
現在主流のPHPのデフォルト値は128Mのようですが、使用しているサーバーによっては画像のような状態になります。
以下を参考にしながら変更して下さい。
設定方法
PHP Memory Limitの値を変更するには、以下のいずれかのファイルを変更します。
- PHP.ini ファイル
- WP-config.php ファイル
- .htaccess ファイル
Avada公式の解説ページWP Memory Limitでは、2と3の方法が推奨されていますが、Xserverを利用している場合は1が最も簡単で安全です。いずれにしても、どれも重要なファイルですので取り扱いには注意しましょう。
1.PHP.iniファイルで設定する方法
php.iniファイルに次のコードを記述します。
私のようにXserverを使用している場合は、以下の手順のいずれかの方法で変更することができます。
『サーバーパネル』>『php.ini設定』>『php.ini設定変更』 または 『php.ini直接編集』
1-1 【php.ini設定変更】パネルからは、【memory_limit】の項目に256Mを記入して保存します。
1-2 【php.ini直接編集】パネルからは、画像を参照に上記コードを該当箇所に記述します。
Xserverのサーバーでは、ドメイン直下の【xserver_php】というフォルダー内にphp.iniファイルがあります。
2.WP-config.phpファイルで設定する方法
WP-config.phpファイル内の『編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。』の上に、次のコードを記述します。
WP-config.phpファイルはWordPressインストールフォルダー内にあります。
Xserverでは、ファイルマネージャから編集することもできます。
3. .htaccessファイルで設定する方法
.htaccessファイルの『# END WordPress』の下に、次のコードを記述します。
.htaccessファイルもWP-config.phpファイルと同様にWordPressインストールフォルダー内にあります。
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