PHP Time Limitの設定方法

How to increase The PHP Time Limit

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Avadaの製品登録が完了したら、サイトを作成したり記事を作成する前にシステムステータスを変更しましょう。システムステータスを変更することで快適にAvadaを使用することができるようになります。

システムステータスは、Avada管理画面(Welcome to Avada!)のタブから見ることができ、以下の4つの情報を見ることができます。

  1. Avadaのバージョン
  2. WordPress環境
  3. Server環境
  4. 使用しているプラグイン

このコンテンツでは、【3.Server環境】の【PHP Time Limit】の変更について解説しています。

また、Server環境はもう1つ設定の確認をする必要があります。
PHP Max Input Varsの設定方法】も合わせてご覧ください。

PHP Time Limitとは?

PHP Time Limitは、PHPのリファレンスで次のように説明しています。

スクリプトがパーサにより強制終了されるまでに許容される最大の 時間を秒単位で指定します。この命令は、いい加減に書かれた スクリプトがサーバーの負荷を上げることを防止するのに役立ちます。 デフォルトでは、30 に設定されています。

詳細については省きますが、制限時間に達してしまうと致命的エラーとなるようです。

PHP Time Limitシステムステータス

Avadaを使用する場合、この値を180にすることが推奨されています。
また、デモの【Classic】を使用してサイトを作成したい場合は、300にする必要があります。

Avada Classic デモ

設定方法

PHP Time Limitの値を変更するには、以下のいずれかのファイルを変更します。

  1. PHP.ini ファイル
  2. WP-config.php ファイル
  3. .htaccess ファイル

Avada公式の解説ページPHP Time Limitでは2と3の方法が推奨されていますが、Xserverを利用している場合は1が最も簡単で安全です。いずれにしても、どれも重要なファイルですので取り扱いには注意しましょう。

1.PHP.iniファイルで設定する方法

PHP.iniファイルで設定

php.iniファイルに次のコードを記述します。

私のようにXserverを使用している場合は、以下の手順のいずれかの方法で変更することができます。『サーバーパネル』>『php.ini設定』>『php.ini設定変更』 または 『php.ini直接編集』

1-1 【php.ini設定変更】パネルからは、【max_execution_time】の項目に300を記入して保存します。
1-2 【php.ini直接編集】パネルからは、画像を参照に上記コードを該当箇所に記述します。

Xserverでは、ドメイン直下の【xserver_php】というフォルダー内にphp.iniファイルがあります。

2.WP-config.phpファイルで設定する方法

WP-config.phpファイルで設定

WP-config.phpファイル内の『編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。』の上に、次のコードを記述します。

WP-config.phpファイルはWordPressインストールフォルダー内にあります。

3. .htaccessファイルで設定する方法

.htaccessファイルで設定

.htaccessファイルの『# END WordPress』の下に、次のコードを記述します。

.htaccessファイルもWP-config.phpファイル同様に、WordPressインストールフォルダー内にあります。

ファイルの場所

まとめ

PHP Time Limit 設定変更後

設定をいずれかの方法で変更したら、システムステータスのタブをリロードしてみましょう。

『サーバー環境』>『PHP Time Limit』の値がグリーンになっていたら成功です。

以上が PHP Time Limit の設定方法となります。

2017/05/10|カテゴリー: Essential|タグ: , , |